2020年1月20日月曜日

河川(中川)の護岸保護対策のため根固めブロックを製作しています!

  国土交通省発注の河川工事「H30六ッ木地区堤防整備工事」において、洗堀された護岸の補強対策として、根固めブロックを製作しています。

製作ヤードは、利根川水系中川の河川敷(埼玉県八潮市)で行っています。
根固めブロック製作ヤード(八潮作業所)

 重さ1tのブロックを毎日約40個程度コンクリートを打設しています。
生コン打設
根固めブロック(1t)

 作業の手順は、型枠の組み立て ⇒ 生コンの打設 ⇒ 生コンの養生(3日) ⇒ 養生後の型枠の取り外し ⇒ 型枠の清掃及び組み立て ⇒ 生コンの打設・・・・・ 続く

コンクリートを流し込んでいます。
コンクリートの沈下を待って天端を仕上げます。

 日々の作業は、生コンの打設を午前中に行い、並行して次の日に打設する型枠を組み立てます。
型枠組立作業
ピンで固定して組み立て完了
午後は、養生の終わったブロックの型枠をばらします。

型枠の取り外し
2月上旬から製作した根固めブロックを設置個所へクレーンを使用して河川へ投入設置します。

ブロックの仮置き
ブロックの仮置き状況
根固めブロックの製作は、季節ごとに注意が必要で、冬季は特に気温の低下によるコンクリートの凍結の心配があります。

 まだ固まらないコンクリートは水分が凍ってしまい、コンクリートとして一体とならず、骨材(石や砂)がボロボロとなってしまいます。

 その為、凍結防止にため、保温マットで養生したり、練炭やジェットヒーターで暖気養生を行います。

シートによるコンクリート養生
当現場では保温マットによる養生を行い、外気温度+3~5°の保温を保っています。
 さらに気温が4℃以下になる場合には、ジェットヒーター及び練炭による養生を行います。

スタッフ募集中
戸邊建設では随時スタッフを募集しています! 詳しくはHPでご確認ください。



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