国土交通省発注の河川工事「H30六ッ木地区堤防整備工事」において、洗堀された護岸の補強対策として、根固めブロックを製作しています。
製作ヤードは、利根川水系中川の河川敷(埼玉県八潮市)で行っています。
|
根固めブロック製作ヤード(八潮作業所) |
重さ1tのブロックを毎日約40個程度コンクリートを打設しています。
|
生コン打設 |
|
根固めブロック(1t) |
作業の手順は、型枠の組み立て ⇒ 生コンの打設 ⇒ 生コンの養生(3日) ⇒ 養生後の型枠の取り外し ⇒ 型枠の清掃及び組み立て ⇒ 生コンの打設・・・・・ 続く
|
コンクリートを流し込んでいます。 |
|
コンクリートの沈下を待って天端を仕上げます。 |
日々の作業は、生コンの打設を午前中に行い、並行して次の日に打設する型枠を組み立てます。
|
型枠組立作業 |
|
ピンで固定して組み立て完了 |
午後は、養生の終わったブロックの型枠をばらします。
|
型枠の取り外し |
2月上旬から製作した根固めブロックを設置個所へクレーンを使用して河川へ投入設置します。
|
ブロックの仮置き |
|
ブロックの仮置き状況 |
根固めブロックの製作は、季節ごとに注意が必要で、冬季は特に気温の低下によるコンクリートの凍結の心配があります。
まだ固まらないコンクリートは水分が凍ってしまい、コンクリートとして一体とならず、骨材(石や砂)がボロボロとなってしまいます。
その為、凍結防止にため、保温マットで養生したり、練炭やジェットヒーターで暖気養生を行います。
|
シートによるコンクリート養生 |
当現場では保温マットによる養生を行い、外気温度+3~5°の保温を保っています。
さらに気温が4℃以下になる場合には、ジェットヒーター及び練炭による養生を行います。
0 件のコメント:
コメントを投稿